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ヴィレッジヴァンガード (書籍・雑貨店) リンク集

ヴィレッジヴァンガード(Village Vanguard)は、株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションによって運営・フランチャイズ展開されている複合型書店。略称は「ヴィレヴァン」。

「遊べる本屋」を自称する複合型書店。1号店は1986年(昭和61年)11月に創業者の菊地が「自分が客だったら」という発想で愛知県名古屋市天白区で開店。旧来の書店の常識にとらわれない店舗の雰囲気が若者の人気を得て1990年代後半から急成長し、2003年(平成15年)4月10日JASDAQ上場。2008年(平成20年)には直営、FC、関連店舗を合わせ264店舗を有する企業に成長する。現在では関連店舗を含めて福井県と和歌山県を除く45都道府県に出店している。 「POSなし、値引き販売なしで成長を続ける企業」として注目を浴びる。

店舗 [編集] 書籍以外にも幅広い雑貨を扱う複合型書店。売れ筋商品と共に趣味性の高い商品を中心に扱う。商品は担当者の裁量による装飾的な陳列をされ、各店舗ごとに異なったレイアウトになっている。後述するPOPや陳列方法で来店意欲を高めている。下北沢店や吉祥寺店等はサブカルチャーの殿堂のような佇まいで、ヴィレッジを象徴する店舗と言われる。現在はショッピングモールを中心にテナント出店を進めている。 特徴的な仕入れ法 [編集] 「POS無し、値引きなし」を標榜する。担当者の経験を頼りに仕入れを行い、大量仕入れによる値引きは行われない。現在では上場以前の一部店舗のような、各店ごとに違った仕入れは行われず、数社の代理店と各店が個別に仕入れ量を調整する事で個別仕入れの慣習を保っている。実質量販店と取り扱える商品の差異は無い(またはヴィレッジの方が明らかに少ない)が、POPや陳列によって商品への訴求力を高める事で値引きなしのデメリットをカバーしている。 書籍 [編集] 書籍販売が主業ではあるが、売上げの割合では多くない。店舗にもよるが、書籍は全売上げの3割[1]までに留まっている。一般的な書店と違い、新刊、雑誌の類を極力置かず、各部門の担当者の嗜好による仕入れが行われ、「遊べる本屋」を体現する一面となっている。サンクチュアリ出版、幻冬舎、いろは出版等の大手出版社以外の書籍が多く扱われる傾向がある。通常の書店と同じく、取り寄せ注文が可能。 雑貨 [編集] CDを含めた雑貨は、全売上げの7割以上を占め、ヴィレッジの重要な取り扱い商品である。インテリア、アパレル、食料品、玩具等の雑貨を扱い、幼児から高齢者まで幅広い顧客へ普段見る事の無い商品を提供する。ヴィレッジの取り扱う商品は、高級嗜好よりもキッチュな物を売りにしており、中には便乗商品やデザインを似せただけの物も多くある。また、不良品が含まれる事も多くあるが、各店で無償交換等の対応を採っている。 POP [編集] 黄色地に緑色の縁取り、右下にロゴマークの入った専用の用紙に描かれ、オレンジ色のアンダーラインが引かれた独特のユーモラスな文章で商品の特徴を端的に説明する。このPOPはヴィレッジの最も特徴的な一面であり、非常に人気がある。提示される内容は製造元・販売元の公式な表示ではなく、商品を見た担当者の印象に基づく。 雇用 [編集] 従業員の雇用形態は「Bバイト」(社会保険、残業なしのパートタイマー)、「Aバイト」(社会保険に加入、残業をするパートタイマー)、正社員(管理職扱い)の3種類からなる。本社スタッフでは契約社員分類もあり中途採用などの入社者は契約社員からスタートとなる。社員登用に新卒採用は行われず、B バイトから入社した者が能力によって順次昇格していく。アルバイト時の時間給は概ねその地域の最低賃金であり、交通費、住宅手当も支給されず(会社都合による引越費用等は負担有り)、最も給与の低い企業の一つである。

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